就職活動のためのQ&A

Q1.大学生の就職活動はいつ頃から始めるのですか。

A1.普通の大学では求職の届けを年内に出し、1月頃から企業ガイダンスが始まり、大手企業では4月頃に採用試験、5月には内々定というところもあります。ただし病院施設の場合には8月頃から施設説明会が多くなり、それに積極的に参加することから始まります。本学では学科により4月から実習等が始まり就職活動の準備が十分にできない場合があるため4月前までには就職活動準備(スーツ・髪型・マナーの習得・一般常識・作文等の試験対策)をしておくことが必要でしょう。

Q2.希望する勤務地の病院・施設の就職先は見つかるでしょうか。

A2.医療福祉職場の採用試験は一般企業と違い、時期が3ヶ月以上遅くなっており、3月時点で、今年4月採用のための試験を実施しているところもあり、来年のことはまだ未定という病院・施設がほとんどとなっています。またもし就職を希望する病院・施設があるのであれば積極的に連絡をとり早めに訪問してみることも必要でしょう。
就職センターでも学生が希望する病院・施設があれば随時情報を提供することも可能です。ただし病院・施設としてはより積極的な人材を求めていますので、今後の学生の行動力によるところが大きくなるでしょう。

Q3.現在の病院・施設が求人する場合の方法はどのようなものがあるのですか。

A3.現在ではインターネットによる求人が、多くなってきており、一般企業では求人票を送付して人を募集するというところが年々減ってきています。
去年病院への採用アンケートを実施したところ60%以上の病院でインターネットを併用して求人を行っていることがことがわかりました。応募の方法もインターネットからエントリーするところも増えてきております。エントリーとは先に自分の自己紹介を行い、その施設に登録させてもらい、セミナーや説明会の情報を送っていただくことです。ただしエントリーの時点で連絡がなく、不合格ということも多々見うけられます。

Q4.大学での求人情報はどのような方法で学生に知らせているのですか。

A4.現在各病院・施設から送られてくる求人票は、就職センターから各学科の就職委員の先生にわたり、その情報を学生が知るようになっています。また就職センターや求人票閲覧室でも随時求人情報の掲示を行っています。就職センター専用掲示板にて重要な情報をお知らせしますので、掲示板を見なかったとか先生の情報を聞いていなかったということのないようにしてください。またホームページでの求人閲覧が可能なシステムとなっておりますので、学生が実習中や帰省しているときなどいつでも求人情報を知ることができるようになっております。

Q5.医療福祉の求人は、大学にどの位ありますか。

A5.平成16年度(17年3月卒業予定)に本学に寄せられた求人件数は年間で約1,900件弱(求人者数約8,000人)です。また全国ハローワークに寄せられた医療福祉の求人(新卒対象)も900件(求人者数約2,200人)ほどの求人が確認されております。これ以外でもインターネットや派遣業者を使って求人採用を行っている病院・施設または公募をしない独自の求人方法(実習生から採用)を行ったりする病院・施設も多数でてきております。

Q6.採用試験はどのような準備をすればよいのですか。

A6.病院・施設では必ず面接試験を実施します。特に病院・施設では患者や高齢者が対象となるため人間性、思いやり、やさしさ、協調性などを重視しております。その病院・施設で働きたいのはなぜか。またなぜその病院・施設でなければならないのかをはっきりいえることが重要です。また作文や小論文の試験を実施するところが多くなってきています。これは文章を見れば人の性格がわかるといわれるように、論理的な思考ができるかが問われてきます。また近年、活字離れが多く、文書作成での間違いが多くなってきているということのあらわれでもあります。日頃からパソコン・携帯電話での連絡だけでなく、原稿用紙での作文の練習を行っておくことも重要でしょう。

Q7.国家試験に不合格だったら内定した病院・施設はどうなるのでしょうか。

A7.病院・施設の求人票には国家試験取得見込者の受験はありますが、国家試験不合格者の対応は特に明記はされていません。基本的に採用取消となることが多くなっています。また正職員の待遇から契約職員や助手といった1年契約に変えられるところもありますので、就職で内定したからといって採用が決まったということではありません。次は国家試験に合格することを目標としてください。

Q8.一般企業への就職は可能でしょうか。

A8.現在、医療・福祉の専門分野にこだわらず、地元の一般企業に就職を希望する学生もおります。その場合は学校に寄せられる求人票はほとんど少なく、就職情報企業(リクナビ・毎ナビ等)にエントリー(登録)を行い、就職情報を収集しておくことが必要となります。その後希望する企業のセミナーや説明会に参加することになります。そのため就職活動の準備は3年生の12月頃までに終了しておくことが必要でしょう。

Q9.医療福祉系の公務員採用試験はあるのでしょうか。また対策はどのようにすればよいのでしょうか。

A9.医療技術系の公務員試験は各県の中級職職員採用試験となります。採用は毎年実施されるわけではなく不定期に実施されることがあります。福祉行政職は地方公共団体の上級職職員採用試験(大卒程度)として実施されますが、1次試験の教養試験は難問が多く、ここを突破することが第一のポイントとなります。また毎年採用人数が少なく、高倍率となっています。栄養士は上級職の管理栄養士と中級職の学校栄養士などがあります。公務員試験の準備は早ければ早いほど良いと言われます。またいきなり難しい上級の勉強をせずに、まず入門編から順次レベルアップしていったほうが継続できているようです。先輩達の合格体験談によりどのように勉強して合格したかというものを研究しておくことも必要でしょう。

Q10.就職では保護者は何を行えばよいのでしょうか。

A10.病院・施設をご希望の場合には、その地域だけでしか採用しない求人があります。あまり受験者が多くなっては困るというところもあります。そのため市民広報誌やその地域だけの求人情報を出す場合がありますので、日頃から新聞・市民広報などの情報を見落とさないようにしておくことが重要でしょう。